研修部会
活動報告
2023年度9月定例研修会(オンライン)を開催して
2023-10-03
注目チェック
先日9月22日に、「心不全パンフレット・手帳を活用した多職種連携について~多職種連携にて慢性心不全の予防・早期発見につなげる~」と題し、いわき市医療センター看護部の慢性心不全看護認定看護師の椎名響子様を講師にお招きしまして、オンライン定例研修会を開催致し、50名程の会員の方々に視聴参加をしていただきました。
椎名様には、昨年6月の定例研修会をはじめとしまして、今回で2度目のご講演を賜りました。
昨年度は、いわきケアマネ協会会員を対象とした内容でしたが、今回は、いわき市医師会会長からのご依頼にて、市内の訪問系及び通所系サービス提供事業所のスタッフの方々にも視聴参加の呼びかけをさせていただき、実際のサービス提供時における心不全パンフレット・手帳の活用方法について、椎名様に分かりやすく解説をしていただきました。
心不全は一度患うと完治することはなく、一生管理していかなければならない進行性の慢性疾患で、あらゆる心臓病の終末病態でもあり、今後、ますます心不全の患者が爆発的に増えていき、心不全パンデミックの到来の時代に向かうという、椎名様のお話を聴き、個々人におけるセルフケアでの 心不全予防が大変重要であると感じました。
その為にも、心不全パンフレットを参考に、心不全手帳の活用しながらの体重や血圧などのチェックを行う事の必要性について深く理解することができました。
今後、日々のケアマネジメント業務の中において、適切な療養行動がとれるよう、心不全パンフレットや心不全手帳を活用し、多職種間での共通言語や理解を持ち、それぞれの立場で、連携を図りながら利用者様へのサポートを行い、心不全増悪を予防していきましょう。
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